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視聴味覚演芸制作者会議軍団「囲碁お見知りおきを」団員、中原由貴のお話。
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電信か空中か、選ぶのは私だ
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    「ひーるかよーるかでんしんか」といって仲間を追い回し、恐怖のどん底に落とし入れる遊びを誰もが一度はやったことがあるだろう。「でんしんか」の後は地方によってどうもバラつきがあるようだが、私がやっていたのは「昼か夜か電信か空中かケンケンか」というやつだった。この5つのうちのどれか1つの方法を選んで鬼が仲間を追っかけ回すという遊びだ。例えば鬼が「ケンケン!」と叫ぶと、鬼はケンケンで逃げ回る人々をケンケンで追いかける、といった具合だった。いや違うかもしれない。ケンケンをするのは鬼だけで、みんなは普通に逃げていたかもしれない。しかしそうすると「ケンケン!」は誰が言うのだろうか。

     

    そしてさらにわからないのは「電信」と「空中」だ。「昼」は目を開けたまま、「夜」は目を閉じる、「ケンケン」はケンケンをする、ということだったと思うが、「電信」と「空中」って何だろう。しかもやはり鬼が好きに選べるんだったらずっと「昼!」と言い続けるにちがいない。わざわざケンケンしたり目を閉じたりして自らハンデを負う鬼はいない。続けて2回同じものを選べない、といった縛りでもあったのか。なんてことを考えているともう「電信」と「空中」が何だったのかがどうしても気になる。が、私の検索能力では世界に問いかけてもわからなかった。誰か知ってたら教えてください。

     

    そんな細かいルールはさておき、事件が起こったのは「夜!」が選ばれた回だった。私は4歳か5歳かそのくらいだった。前後はまったく覚えていないが、狭い団地の室内で目を閉じてウロウロしている最中に柱の角に激突し「痛い」と思ったこと、私を見た友人たちがみな「おでこが割れてる!」「おでこが割れてる!」と口々に叫び、一瞬にしてその場が阿鼻叫喚となったこと、そして柱にぶつかったときに口の形が「う」を表した状態から戻らなくなって困ったことは覚えている。

     

    2017年はいろんな場所でいろんな人と演奏する機会にたくさん恵まれ、スーパーヒーローの生演奏に涙し、そして双六亭のアルバム『双六亭』を出して諸先輩方とお手合わせ願えた、感慨深い1年であった。いろんな出会いと別れとごめんとありがとうがあった。そして年が明けて2018年の最初の日、私は1冊の本を読んだ。昨年の9月に買って、やっと読み始めようと思ったら面白くて一気に最後まで読んでしまった。内容は言わないし感想も溢れかえっててとてもここには書けないが、1つ得た確信としては料理と音楽って似ているね、ということだった。演奏が上手い人は料理も上手いとか、いい曲が書ける人は美味い料理を作るとかそういう意味ではなく、料理も音楽もそれを使って人を太らせたり痩せさせたりいい気分にさせたりどん底に突き落としたり人生を狂わせたりそっと寄り添ったりでき、その使い道は計り知れないという点においてである。それを言うなら映画だって小説だって詩だってそうだろ!という突っ込みには、ああその通りだと言いたい。ただ、料理も音楽も1人でもできるし仲間と一緒にも作れる。それだって映画だって小説だって詩だってそうだ。ああその通りだ。私が音楽をやっていて食いしん坊だからこの2つをどうしてもつなげたいという気持ちが背後にあることは否めない。でもこの2つの共通点とその力を思い出させてくれたハリー・クレッシング著『料理人』には痛く感動した。そして怖くもなったし武者震いもした。

     

    さて、この本を1月1日に読み、読み終わったときに最初に思い出したのが「昼か夜か電信か空中かケンケンか」だったというのはもはや啓示である。何が言いたいかはもうおわかりですね。今年の抱負は「舌鼓を打たせられる漢になる」にします。2018年もどうぞよろしくお願いいたします。

     

    2017年のライブ〆めは「青山陽一 the BM’s」と「双六亭」の2マンライブだったため、自分は同じ椅子に座ったまま2つのバンドを続けて体感するという稀有なチャンスに恵まれ、それはそれはいろんなことに気づかされたんですけども、奇しくも2018年のライブ初めは「ゴウシュウズ」と「双六亭」という2マンライブで、また2つのバンドを立て続けに体感させていただきます。この面白有難体験に関する詳細についてはまた改めて、ひとまず今月のライブをお知らせして本年最初の書き初めといたしたいと思います。謹賀新年。

     

    2018年1月6日(土)池袋フリーフローランチ

    出演:ゴウシュウズ(江村健・塚田直・土屋晃・ジャスミン・中原由貴)

       双六亭(ニシイケタカシ・鈴木晶久・岩田”ビリー”亮・中原由貴)
    時間:20:00スタート
    料金:投げ銭

     

    2018年1月13日(土)下北沢BAR?CCO

    『無人島ミーティング』

    出演:無人島レコード、ソフテロ、双六亭
    時間:19:00開場/19:30開演
    料金:前売¥2,000/当日¥2,300(+2ドリンク)
    【ご予約】下北沢レコード( shimo_reco@yahoo.co.jp )
    件名に「1月13日予約希望」本文に「お名前、電話番号、人数、複数の場合はお連れ様のお名前」を添えて、メールにてお申し込み下さい。

     

    2018年1月24日(水)渋谷gee-ge.

    『渋谷公園通り音楽室☆THE SHINNENKAI』

    出演:スダッチ&ソウル・パウダー・コネクション、nostarama、サザンライツ、Perth、双六亭、DJ hb
    時間:18:30開場/19:00開演
    料金:前売¥1,900/当日¥2,400(+1ドリンク)

     

     

    いくら料理をしなくても毎年これだけはわが身に課している先祖代々伝わる鰤のお雑煮。自分で言うのもナニだがうまかった。

    | - | 05:28 | comments(0) | trackbacks(0) | - |









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