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視聴味覚演芸制作者会議軍団「囲碁お見知りおきを」団員、中原由貴のお話。
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他人の顔
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     パソコンが元気になって戻って来た喜びをブログにぶつけてから2ヶ月以上経ってしまった。こんにちは。さてこの2ヶ月以上の間にそれはそれはたくさんのいろんな出来事があった。まず囲碁お見知りおきをラヂオがリニューアルして、大久保由希さんが一緒に「私と黒人」コーナーをやってくれることになり、それに伴ってコーナー名が「私たちと黒人」になった。そしてその大久保由希さんのライブで初めてドラムを叩いた。初めてのLete、初めての大久保由希さんとのライブ、初めてのドラムセット、ってことが理由かどうかはわからないが、高校の文化祭の時くらい緊張した。緊張すればするほど隣でギターをかき鳴らし汗をかいて歌う大久保由希さんが大きく見えた。この一連の出来事で、何か1つ別の扉を開いてもらったような気がして怖いような楽しみなような、そんな気分です。ありがたい。いくつになっても、明日何が起こるかはわからんもんですなあ。

     さてそんな気分をせっかくだから双六亭にも持ち込んだりして、なんかニュームー中原になってない?うまくなった?髪切った?などと思わせてやろうじゃないかと鼻息荒く臨んだ双六亭のリハーサル〜ライブでは、誰にも1つもそんなことは言われず、いつも通りに「またすぐ怒る」「なんか怒ってない?」などと各方面から言われ、怒ってないのにそれを言われて怒る、といういつものループに突入してしまった。

     とある現場でものすごく真摯に取り組んで一歩下がっているつもりが、仏頂面してるかヘラヘラして人の話を聞いてないかバナナ食べてるかのいずれかだった、という自分の衝撃映像を今年の頭頃に見てそれはそれはショックを受け、今年は気をつけるぞ、と思っていた矢先の出来事だったのでさらなるショックを受けた。

     そんな私に先日、ある記事が舞い込んできた。人間というものはみな、自分がこう見えている、こう見せたい、という印象を周りがそのまま受け取ってくれていると錯覚する生きものであって、その実決してそんなことはなく、そこで生じる誤解によって世界の争いのほとんどが生まれている、というような内容であった。「私はあなたの話をとても真剣に聞いているんですよ」フェイスを心がけていたある上司のその顔がとても怖く、それをやればやるほど彼の部下は何か怒っているんじゃないかと怖じ気づくばかり、というような例が載っていた。なんてタイムリーなんだ。まるで誰かが私のためにこの記事をそっと差し向けてくれたかのようだ。だれだろう。

     たしかに、自分がプリンスの映像を見た直後はものすごくお洒落でセクシーになったような気になって街を闊歩したりしているが、ふとショーウィンドウにうつった自分の姿はビッグフットのようだった、なんてことはよくある。自分が人と話しているときに自分がしていると思っている顔が、本当は全然違う顔だったりするんだろうなんてことをいちいち想像すると発狂しそうである。ぎゃあああ。
     
    寄生虫に乗っ取られて触角を青虫風にされたカタツムリ。
    彼もこんな顔をしているつもりはないだろう。

     なんてことを思いながら喫茶店で1人コーヒーを飲んでいると、ここにいる数十人の人たちはみんな本当はこんな顔をしているつもりじゃなく、この人の数だけ実際とは別の「つもり」があるのかな、と思ったらなんだか面白くなってきた。そうかそうか、友よ、気にせず進め、と思って軽やかな足取りで喫茶店を出た。

     そんなわけで今年ももう4ヶ月が経とうとしているが、この数か月で新たな世界の仕組みに気づいた私は、さらなる試みに向けてこの5月を迎えようとしている。5月はライブがないので、ものすごくいろんなことに挑戦する予定である。楽しみだなあ。この試みがみなさんの耳に届くくらいにまで発展することを願いつつ、自分のつもりとは全然違う顔をして、今日も世界へ打って出るのである。
    | - | 04:44 | comments(0) | trackbacks(0) | - | 昨年の記事









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