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視聴味覚演芸制作者会議軍団「囲碁お見知りおきを」団員、中原由貴のお話。
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お正月には〜囲碁やって〜
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     2015年も残すところあと数時間,みなさんはいかなる年末をお過ごしですかな。私はここへ来て先日の囲碁お見知りおきを総括しようと一念発起したはいいが,さきほど2万字ほどのテキストが一瞬にして無と化してしまいまして,一瞬自分も無になってお茶なんか飲んだりして現実を受け入れるのにしばし時間がかかりましたが,さらにもう一度一念発起して,このブログを書いております。もう3字ずつくらいで保存しております。

     年末になると,毎年この非日常感を楽しみたいと思いつつも,どうもこの追い立てられる感じが苦手なんですよねえ。12/31から見た1/1はたしかに「来年」だけども普通に「明日」でもあるじゃないか,などと考えて抵抗してみたりしても,だいたい無駄ですねえ。もう来週会うことが決まっている相手でも,12月の終わりに会うと別れ際に「よいお年を〜」と言われてしまったりなんかして,このフレーズが出た途端,極太の「今年最後感」が押し寄せ,ひいては「今生の別れ感」なんかも顔を出したりします。つらい。

     しかしですね,こういうことでもないと掃除もしないし引っ越して来たまま置いてある箱も開けないし,だれかに感謝したりもなかなかできないのが人間ってもんでして,そういうことのために年末年始というのが存在するのかもしれません。そういうわけで,この年末年始感を逆手に取って利用してやろう,ということで囲碁お見知りおきをの総括を一念発起してやろうとしておるのです。さっき全部消えて出鼻をバキバキに折られましたが,2015年最後の私はそんなことではあきらめません。来年の抱負は何にしようかな。言ってるソバから話が逸れそうになっているので,もう一度断固たる一念発起をしまして,まずは先日の囲碁お見知りおきを,夜の部のセットリストなんぞをご覧ください。

    ※作詞・作曲者じゃなく,カバーするに当たってこの人のバージョンを聞いて決めたであろう人名またはバンド名をby 〜で載せております。作詞・作曲者が知りたい方は,一部コチラに青山陽一さんがあげてくれております。

    Opening ブルース万歳(マッシュポテト・スズキとウォッシュボード・ムー)
    「Ebony & Ivory」by Paul McCartny & Stevie Wonder

    1940s ハギヤマヌーシュ(高田亜紀子+井上恵世留)
    「Douce Ambiance」by Django Reinhardt
    「La Mer」by Django Reinhardt
    「Viper's Dream」by Django Reinhardt
    「Minor Swing」by Django Reinhardt(with ニシイケタカシ+佐野岳彦)

    1950s60s 東郷悦子+中野裕介+ニシイケタカシ
    「Learnin' the Blues」by Billy Ward and His Dominoes
    「Mona」by Bo Diddley
    「Shot of Rhythm and Blues」by Arthur Alexander
    「You Can't Do That」by The Beatles
    「We Can Work It Out」by The Beatles

    1960s70s 青山陽一,ジャスミン
    ★ジャスミン+青山陽一+佐野岳彦+鈴木晶久+橋本大輔+中原由貴
    「Holy Cow」by The Band
    「Little Sister」by Ry Cooder
    ★青山陽一+ニシイケタカシ+鈴木晶久+橋本大輔+中原由貴
    「Don't Worry Baby」by Los Lobos
    ★青山陽一+鈴木晶久+橋本大輔+中原由貴
    「Blues Power」by Eric Clapton
    「Black or White」by Michael Jackson
    「Addicted To Love」by Robert Palmer
    「Learnin' the Blues」by Frank Sinatra

    1990s00s うちだあやこ,橋本大輔,佐野岳彦,ナカッキー
    ,Δ舛世△笋魁楸極楝臺
    「Love Song」by チャゲ&飛鳥(with ニシイケタカシ+鈴木晶久+中原由貴)
    ∈缶邀拮
    「長男」by 山崎まさよし(with 青山陽一+橋本大輔+中原由貴)
    「Take Me To The Record Shop」by 谷川賢作(with ジャスミン+ニシイケタカシ+鈴木晶久+中原由貴)
    ナカッキー(中野裕介+鈴木晶久)
    「お絵かきブルース」by ナカッキー
    「新中野」by 中野裕介
    「I Talk」by bonobos

    2015 IGO5 All Stars
    ★うちだあやこ+鈴木晶久+青山陽一+ジャスミン+東郷悦子+佐野岳彦+ニシイケタカシ+橋本大輔+中原由貴
    「エブリデイお豆腐」
    ★ニシイケタカシ+青山陽一+ジャスミン+鈴木晶久+東郷悦子+佐野岳彦+橋本大輔+中原由貴
    「チョコレイト」

     「各年代にリリース(またはカバーが発売)された曲で,これはブルースが入ってるんじゃないかな?と思う曲を選んで演っていただくと,ブルースが各時代の音楽にどう浸透していったかという流れが見える気がするんですよ!」と言って有無を言わさず押しつけた各担当時代で,各自好きなものを選んでもらうところからこの企画は進行していきました。しかし本当の目論見は,このお題を受けて各出演陣が果たしてどう出るか,みなさんにとって「ブルース」というキーワードは,歌詞につながるのか,いややはりコード進行を注視するのか,はたまた全然別の解釈を…ということを通して,その人が浮き出る様を見たい,ということでした。そしてフタを開けてみると当日そこには,その人が長い年月をかけて愛し憧れるうちに血肉となった音楽と,その道中に研磨された技と,ユーモアがつまっておりました。ほぼ全曲カバーでしたが,演奏し歌う様子は大変オリジナルでした。さらにこの裏テーマをイヒヒと見守る3時間半のうちに,気付いてみれば本当にそこにはブルースが浸透していくある道筋が,まるでこっくりさんのように浮き出て来て,私はただただそれを見て戦慄しておったのです。

     さてこの日はほかにも,昼の部にnananeroliさん,tricky human special,サツキモノ森川アキコ嬢など,遊びに来てくれたついでに数曲歌ってってくれた方々がいてこれぞ囲碁の醍醐味だなあと思ってありがたかったとか,やっぱりタロット人気はダントツだったとか,あの日買って帰った切り干し大根が1週間経った今も香りがまったくおとろえず怖くなってきたとか,安定のチャコがま人気とそこにいてくれる安心感とか,ビーフストロガノフnakko specialを食べ損ねて未だに悔やんでるとか,出演者総出で作ったCDR「エブリデイお豆腐とチョコレイト」紙芝居の冊子版付きが売ってるよとか,あの日会場にちりばめられたたくさんのエボニーとアイボリーについて,まだまだ語り尽くせぬ様々な要素がたっくさんあるんですが,それらすべて関与して,あの1日が出来上がっていたことと,朝の9時に集合して壮絶な準備を経て11時の開店時にはわりとヘロヘロ,という状態からの10時間に及ぶ囲碁お見知りおきを,楽しんでくださった皆様と力を合わせてくれた仲間達に敬礼して,2015年を見送りたいと思います。

     2016年は,囲碁お見知りおきをのイベントも,囲碁お見知りおきをラヂオも,双六亭もさらなる企みをたくさん抱えております。今年一年関わってくれたみなさんに感謝しつつ,来年もどこかでお会いできますよーに。どうぞ我々の生き様をチラ見してくださいますよーに。本当にありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。よいお年を!!
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