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視聴味覚演芸制作者会議軍団「囲碁お見知りおきを」団員、中原由貴のお話。
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夏の終わりに思い出をひとつ
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     8月最後の土曜日,しかも29日というと,もし私が小学生ならば,朝から晩まで震える手で約40日分の絵日記を書こうとするも天気が思い出せず,母親に「新聞取っとってっち言ったやん!」と泣きながら抗議している頃である。そして天気を想像し続けることに疲れ,気になりながらも自由研究で紙粘土の豚のような虎を作り,お年玉を泣く泣く姉に渡して英語の宿題をやってもらっている頃である。

     私と姉は字がそっくりだった。こっそりつけて秘密の場所に隠していた自分の日記をある日取り出すと,知らない内容が書いてあったことがある。驚愕した私は,キッチンでゼリーを食べていた姉のところへ走って行き,「あたしの日記,こっそり読んだ上に1日書いたやろー!!!」と泣きながら抗議をした。「はぁ?」と姉はとぼけた。しかしその後わんわん泣きながら日記を読んでいると,数日前に寝ぼけて自分で書いたのを思い出した。この謎の抗議によりこっそり日記をつけていることが母と姉にバレて,後々まで「あんたこっそり日記とかつけよるんね!あはははは」と長いことネタにされ,巨大だが幼かった私は大層傷ついた。そんなわけで宿題を姉に頼んでやってもらっても絶対に先生にはバレない。しかし先生をごまかすよりも姉を説得する方が100倍困難であった。なぜここまで宿題を放っておいたか,いややれなかったのだ,なぜなら早朝のラジオ体操の会に皆勤して商品のマクドナルドのタダ券をもらうために早起きして疲れて夜早く寝てしまったから,などという言い訳は通用しない。最後は金であった。
     
     きっとみんなこの時期になると,そういったことを1つや2つ思い出し,今週末は甘酸っぱい思い出にひたることだろう。そんな甘酸っぱい10代,20代,30代…の思い出を全部ダンゴの串でずばーーっと串刺しにしておいしく食べるようなライブが,今週末の土曜日にあるのである。

    ■2015年8月29日(土)@吉祥寺MANDA-LA2
    出演:roppen、塩谷達也 with 那須敬、双六亭
    open 18:30 / start 19:30
    チャージ:¥2,200(1Drink order)


     塩谷達也 with 那須敬,というお二人は,プロフィールを紹介しようと思えばそれはもうまぶしくて直視できない多方面に渡る輝かしい来歴に溢れているのだが,あえて紹介するのをやめる。紹介すればその中にあるキーワードを見て「あっ!」と思ってフラリと来てくださる方もおられるかなあとも思いつつ,いやしかしそういう前評判なしに是非ともあのMANDA-LA2のしんとした空気をゆらす塩谷さんの歌と那須さんの生ピアノを聴いていただきたい。と,先日お二人のリハーサルにお邪魔して心から思ったので紹介は割愛するが,二人共私の大学の先輩である。大学当時は塩谷さん,那須さんと3人で部室にいたりなんかすると緊張のあまりどうやって逃げだそうか,まずはベランダに飛び出て…などと考えながらドラムを叩いていたに違いないような大先輩である。先日のスタジオでは緊張感はあの頃のそのまま,しかし当時よりは一緒に演奏するのが怖くなくなった。二人の玉手箱のような歌と演奏を聞きながら,うわーーーっ!と感じた気持ちを多少ドラムでそのままできるようになったのかなあと,帰り道一人しみじみしたものである。

     そしてもう1つのroppenは,1st mini album「旅の途中」の全国流通を9月9日に控えた大事な時期に,しかも本来のメンバー5人中2人(ドラム北山昌樹+ギター渡瀬賢吾)がこの日出演不可能,という大変な状況にも関わらず出演を引き受けてくれた,義理堅いヤツらである。roppenはこれまで何度も双六亭と対バンもしてくれており,さらに双六亭に昨年加入してくれたハッシーが長年メンバーとして大事にやってきたバンドなのである。そんなわけで,この度はわたくしがroppenでもドラムを叩かせてもらうという稀有な運びとなり,対バンを頼んでおきながら大好きなroppenで一緒に演奏できるなんて,なんかこう騙して誘拐したみたいな感じもありつつ,せっかくの機会を真摯に楽しませていただこうと思っている。アルバム全曲やる予定なので乞うご期待。

     さて,双六亭はこの楽しみな2組に囲まれて,どんな料理を出すんでしょうかねえ。唯一3組の現場にすでにお邪魔している私から,遊びに来てくださるみなさんへのワンポイント耳打ちといたしましては,世代も生息界隈もジャンルも一見異なるこの3組に通底するあるキーワードを探せ!とでも言っておきましょう。はっはっは。
     それではみなさん,甘酸っぱい夜に,吉祥寺MANDA-LA2にて,お待ちいたしております。
     

    (先日読破した「バビル2世」よりポセイドン。これも甘酸っぱかった)
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