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視聴味覚演芸制作者会議軍団「囲碁お見知りおきを」団員、中原由貴のお話。
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本当の迷子はだれだ
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     『迷子の警察音楽隊』という映画を観た。2007年のイスラエルの映画だそうだ。エジプトの警察音楽隊がイスラエルのとある町の文化センターで演奏することになり、8人の楽団がひとりひとり楽器を抱え、制服を着て空港に降り立つが、いろいろあって名前がそっくりの別の町に行ってしまう。そのあらすじの導入を読んだだけでこれは面白そうだ、と観始めたら、想像に違わず大好きな種類の笑いがちりばめられつつも、なんとも染みいるいい映画であった。基本的に楽団員たちは母国語が通じないことも相まってほとんどしゃべらず、全編困った顔をし続けている。それぞれがそれなりにいろんなことに巻き込まれるが、とても静かなままお話が進んでいく。最後は無事に目的の文化センターで演奏するシーンで終わるのだが、それまでがあまりにも静かだったこともあり、最後の最後で楽団の演奏が始まるときの喜びの大きさ、感無量さがものすごかった。私の。自動的に涙が流れた。しかも、楽団員含め映画の登場人物はみんな大小様々な不幸を抱えているのだが、最後に楽団はエンドロールと共に「もし人生がもう一度あるならば 一瞬たりとも変えたくないよ このすばらしい日々を」と歌う。
     


     突然めずらしく映画の話なんかして、いったいぜんたい何なんだと自分で思いながら書いておりますが、何が言いたいかというと、演奏が始まるときのあの「ついに」感、って大事ですねえ、と思ったのでございます。ライブが始まるときの最初の曲のイントロが始まるあの瞬間です。この映画はそれを1時間半かけて待たされた感じで、もう始まった時のうおおおおおおやったあよかったあ!!!感と、彼らが合奏している様をやっと観られた喜びがいっぺんに押し寄せてきてもう観ている私は満面の最高の笑顔で涙を流すという、パソコンの画面を1人で見ながらおそらく外部からは見るに堪えない顔になっておりましたが、音楽が始まるってのはこういうことですよねえ、とも思ったのでございます。

     さて先日の3/23の第1回無紋研究楽会は、いかがでしたでしょうか。舞台袖近くから見ていて、トップバッターのthe Pebblesの一曲目が始まるときはこの上記のワクワクに1人苛まれてひそかに死にそうになってました。彼女たちと対バンさせてもらうのは初めてで、リハーサルの作法から直前の衣装やお化粧の準備、そして本番での立ち居振る舞い、いやあ何もかも天晴れでしたねえ。この日私は贅沢にもthe Pebblesにお化粧をしてもらいまして、生まれて初めての顔で一曲だけ混ぜてもらってウォッシュボードを演奏いたしましたが、まさに夢のような楽しい時間でした。
     続いて河村博司さんは、前回はヴァイオリンのベチコさんと一緒だったのでですね、ひとりっきりの河村さんは初めて観たんですが、一曲目からその迫力に完全に呑まれまして、気がついたら口が開きっぱなしになってました。この日の河村さんはもう剛柔を自由に使いこなし、歌と演奏がマン2の後ろの壁を突き破って末広通りまで出て行かんばかりの勢いでしたねえ。流石でした。
     そんで双六亭ですよ。下手に素敵な対バンを観てしまうと自分の本番で妙に気負ったり折れたりといつもコントロールが難しい私の心がですね、この日はなぜか楽しいままワクワクして自分の本番も始められまして、会場入りしたときから終わって帰るまでに巨大な円を1つ描いたような、そんな気持ちでいられました。ありがとうございました。
     the Pebblesも河村さんも、そしてもしかしたらあの日のお客さんも、みんな冠についていた「無紋」についてそれぞれに解釈した上であの場に参加してくれたことがもうほんとに嬉しかったですねえ。会場は出演者もお客さんも、みんなそれぞれの視点を持ちつつ一緒に楽しませてもらうよ!ってな感じの雰囲気に包まれておりました。ありがとうございました。そしてtricky human specialことカオルちゃんのトリッキーなアルバムもたくさん買っていただいたようでして、よかったですねえ。本当にみなさんありがとうございました。第2回、第3回とまた楽しいイベントを続けていきたいですなあ。

     そして気がつけばもう世は春休み、年度末、もうすぐ入学式ですよ。桜もちらほら咲いて花粉症も絶頂、いやあ春が来たねえ!とあたたかさに誘われて戸外へ飛び出すとくしゃみがとまらないという地獄の誘惑と闘う日々がやって参りました。そんな春を迎えて新年度最初の双六亭は4月1日(火)に渋谷ソングライズでライブを行います。この日はわたくし、全編ウォッシュボードで参加いたします。ウォッシュボードもねえ、もちろんまだまだ不自由さと戦いながらの血なまぐさい演奏ですけども、ちょっとずつ、わっ!と思ったときにわっ!という演奏ができる瞬間が増えて来て、かわいいもんですねえ、楽器ってやつは。地味にちょっとずつ上達しているんじゃないかと思いますので、是非目撃しに来てください。私がウォッシュボードってことは、カオルちゃんはアコベ、あとの2人はよくわかりませんけども、そんな編成ならではの選曲でお送りいたしますよ。是非遊びに来てください〜。

    ■2014年4月1日(火)@渋谷SONGLINES
    『HIGH BRIDGE LINER 070☆4月バカ』
    出演:双六亭うちだあやこさかなのこぼねbanri shiraiwa
    open 19:00 / start 19:30
    前売り¥2,000 / 当日¥2,300( 1 drink order)
    *チケット予約:
    info@tamacowolds.net 宛に、件名を「4/1」とし、お名前と枚数をお知らせ下さい。

     その後、私は4月4日(金)に今年初の青山陽一 the BM'sのライブがございまして、こちらは渋谷のO-Nestでございます。4人のBM'sバージョンで行われる模様です。青山さんも随分久しぶりです。がんばります。さらに次の週、双六亭は4月9日(水)に渋谷スマイル、12日(土)に中央林間パラダイス本舗、と続きますが全部全然違う感じになるんじゃないかと楽しみです。
     それと前後して私はあのWashboard Chazを擁するTIN MENのライブ観戦が控えておりまして、もうドキドキして今から手が震えます。ウォー。
     ではみなさん、どこかの会場でお会いできることを願いつつ、春の陽気に浮かれつつ、花粉との戦いに勝利しましょうぞ。

     あっ。大事なことを言い忘れておりましたが、ラヂオは粛々と続いております。粛々とのろいのように火曜日にアップされ続けておりますので、何卒、お見知りおきを〜。
    | - | 01:22 | comments(2) | trackbacks(0) | - |
    いやあーあの日は楽しかったですな。
    ペブルスの曲とコーラス。
    河村さんの力強い歌、そしてお客さん交えての合唱。
    そしてなんと言っても初めて生で見た双六亭。
    ラヂオとYouTubeと囲碁読本のCDでしか聴いた事なかった曲達がグングン押し寄せて来て押されまくりの時間を堪能しまくりました。
    去年の暮の青山さんのブルースイベントの時に皆さんの演奏を見た時とはまた違った力強さを感じました。
    自分達の曲をあれやこれやといいながらきっちり練習してるバンドの音はやっぱり素晴らしいですな。もっともっと聴きたいと思いました。
    ライブは中々行けませんがラヂオも楽しみにしております。
    | 55小兵衛 | 2014/03/29 9:56 PM |
    うおおこへえさん!!!
    こんなところにコメントしてくださってたとは〜!!!今更気づいてもこの気づいたことに気づいてもらえないかもしれませんけども、先日はけろんさんそして息子さん共々、無紋研究楽会に参加してくださいまして、ほんとにありがとうございました〜!!!やっとこへえさんけろんさんに双六亭を観ていただけたのがほんとに至福でございました。
    ありがとうございました!!!!!
    今後ともラヂオ共々お見知りおきいただけたらほんとにサイワイでございます〜!!!ありがとうございます!!
    | nakahara yuki | 2014/04/17 12:02 AM |









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